「葉の裏に茶色いブツブツが!虫だ!」——そう思って殺虫剤を構えたら、ちょっと待ってください。 その異変、虫じゃないかもしれません。
お客様からのご相談でもとても多い、「虫と間違えやすい葉のトラブル」の見分け方をご紹介します。

葉裏の茶色いカサブタ →「浮腫(ふしゅ)」
葉の裏にできる、茶色くてカサカサした小さなふくらみ。 これは 浮腫(エデマ) といって、虫でも病気でもありません。
根から吸い上げた水分が多すぎて、葉の細胞がパンクしてかさぶた状になったもの。 言わば「水分の食べすぎ」です。
- 殺虫剤は不要です
- 対策は「水やりのリズムを見直す」+「風通しを良くする」
- できてしまった痕は消えませんが、新しい葉がきれいなら問題ありません
黒い点+まわりが黄色い →「褐斑細菌病」の疑い
葉に黒っぽい点ができて、そのまわりが黄色くにじむように囲まれている(ハローと呼びます)。 これは 褐斑細菌病 のサインかもしれません。
- 引き金は「夜まで葉が濡れていること」
- 見つけた葉は広がる前に取り除く
- 株同士を密集させず、風を通す
どちらも予防はひとつ:「夕方4時までに乾く時間帯」
浮腫も細菌病も、共通の予防策があります。
水やりと葉水は、夕方4時までに葉と土の表面が乾く時間帯に。
夜に葉が濡れたままだと、細菌が繁殖しやすくなります。 朝あげるのが一番安心です。夜の葉水は、夏の熱帯夜(25℃以上)以外は控えましょう。
迷ったら写真を送ってください
虫か、浮腫か、病気か——正直、写真を見ないと判断が難しいケースも多いです。 自己判断で殺虫剤や薬をまく前に、LINE で葉の写真を送ってください。育てた本人が見分けます。
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